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2006年 01月 01日

映画鑑賞録

今年観た映画(DVD)をこの記事にまとめておこうと。
たいしたことは書けませんが、記録としてあればいいかな。


(1) 1月2日 電車男

TVドラマも少し見ましたが、こちらの方が好感が持てました。主人公・ヒロインの名前もなく、原作のイメージに近いと思います。山田君も中谷美紀さんも素敵でした。



(2) 1月3日 ビッグ・フィッシュ

トム・ハンクスの「フォレスト・ガンプ」を想い出しました。寓話的なストーリーで、面白かった。ティム・バートンらしい作品です。ユアン・マクレガーがよかった。


(3) 1月4日 パッチギ!

井筒和幸作品。いい方の井筒作品だと思います。「ゲロッパ」では、少しがっかりさせましたが、切れ味のいい快作です。思想的なことや民族的なことを持ち出さないで、この時代の香りを味わうことが大切だと思います。沼尻エリカさんが目立ちましたね。


(4) 1月7日 ハウルの動く城

いまいちの評判で、見るのを躊躇われたのですがいい作品でした。倍賞さんへの思い入れがどうかと思いますが、彼女の演技力もたいしたものです。夢のある作品でした。劇場で見ればよかったと思います。


(5) 1月14日 四日間の奇蹟

石田ゆり子と吉岡秀隆で、何とかなればよかったのですが、残念な結果。同じネタでも「いま、会いにいきます」とはエライ違いになりました。演出だけの責任ではなく、脚本にも責任がありそうだと思います。感情移入できましぇん。


(6) 2月12日 宇宙戦争

スピルバーグの超大作。これも評判がいまいちで、見るのを躊躇われた作品です。でも我が家の5.1chでも十分に楽しめました。「ジェラシック・パーク」だと思えば、ぜんぜん面白い。最後までハラハラできました。


(7)2月19日 遙かなる山の呼び声

四半世紀前の山田洋次作品。高倉健のすばらしさがよくわかりました。かっこいいです。最後はツボにはまりました。泣けます、倍賞さんすてきです。吉岡君は天才です。山田作品にちなみのあるハナ肇、渥美清すべてがいいです。


(8)2月19日 エイリアンVSプレデター

WOWOWで午後10時からの放送だったので、見ちゃいました。二十世紀フォックスのキワ物映画。エイリアンはともかくプレデターはマイナーですね。プレデター1はシュワちゃんのおかげで面白かったけど。それなりに最後まで見られて、ケチをつけたらきりがありません。コワ面白いということで。でもあまり怖くなかったので、エイリアンがじっくり見られたかな。SFXの進歩には驚きますね。


(9)3月26日 県庁の星 川崎TOHOシネマズにて

11ヶ月ぶりの映画館。プレミアというシアターで最高の施設でした。こんなところで映画を楽しめるなんてシアワセです。映画の方はというと、「踊る」の織田裕二が今度はエリート官僚として登場します。民間との交流で三流スーパーに派遣される。「スーパーの女」と同じように、バックヤードの部分が楽しめます。演出もスムーズに流れ、2時間10分もつらくなかった。(椅子のお陰かも)ただ、そつのなさが観たあとの後味までいかない寂しさもあるような気がします。もうすこし、達成感が欲しかったかな。


(10)4月24日 プロデューサーズ 横浜みなとみらいワーナーマイカルシネマズにて

ネイサン・レインとマシュー・ブロデリック。地味な配役のこの映画を観たのは、ほかのものは時間も合わない、面白くなさそうと言うことで、ダメ元で見ることにしました。残念ながら昼食の後で、前半は寝てしまいました。でも途中からはなかなか面白く見ることができました。
となりのカップルがチョコレート菓子をむさぼるように食べていて、匂いがたまりませんでした。おしゃべりはするし、マナーはなかなか難しいものです。


(11)4月27日 リンダ リンダ リンダ

笑って、泣けて、キュン とくる21世紀型青春バンド・ムービーの誕生! 年齢的について行けないところはたくさんあるけど、ブルーハーツはすごい!なんだかすごい!


(12)4月28日 容疑者室井慎次

劇場公開の時にけっこうヒットしていたようなので、期待をして見ましたががっかり。君塚良一は脚本家としてはそれなりにですが、演出家としては?です。「踊る」にしては盛り上がらずでした。またセットとしてはあまりに切ない警察署で、なんだかなぁ。


(13)5月7日 いちご白書
30数年ぶりに見ました。ユーミンで有名になりましたが、この時代メジャーのMGMが作った青春映画です。ほとんど憶えていなかったのですが、ハードだった思い出が意外に画像が綺麗だったり甘かったりでずいぶんと印象が違いました。でも見てよかった…。


(14)5月19日 1リットルの涙
実話の映画化。この頃、こういう涙ものに飢えております。なかなか泣けました。


(15)5月21日 8月のクリスマス
山崎まさよし主演のこれまた主人公が死んでしまう物語。富山県高岡市が舞台で、ロケーションがとても綺麗です。それにしても金かけてない映画です。
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by arizo02 | 2006-01-01 15:21
2006年 01月 01日

読書録

今年読んだ本をこの記事にまとめておこうと。
たいしたことは書けませんが、記録としてあればいいかな。


(1)ルパンの消息 横山秀夫

横山秀夫の埋もれていたデビュー作。大幅に加筆したと思われる部分は、ラストのセンチメンタルな部分ではないでしょうか。かなり無理な設定で、必要以上の登場人物。入り組んだプロットで、全体像がつかみにくかったです。しかしながらエンディングに向けてのストーリーテリングはさすがといえるでしょう。読んでよかったです。

2006年1月10日読了


(2)カタコンベ 神山裕右

2004年の乱歩賞作品。日本では珍しいケイビングによるミステリー。ネタは割れてしまいますが、最後まで読みきらせる力がある作品です。次回も読みたいと思わせる能力を感じました。B級アクションと評されているようですが、これはこれでいいと思います。

2006年1月17日読了


(3)シリウスの道 藤原伊織

広告代理店のアカウントのお話。乱歩賞作家なので、ミステリ仕立てで最後までスムーズに読めました。大阪で過ごした中一の多感なころの悲しいエピソードから始まり、突然始まった大型コンペのプレゼンを軸に、謎の脅迫状をからめた巧みなストーリーテリングです。
ハードボイルドがうまく語れた作品だと思います。おすすめです。

2006年1月30日読了


(4)再生巨流 楡周平

佐川急便をモデルにした経済小説といわれるジャンルです。仕事が大好きな人は楽しく読めるものですね。ビジネスモデルを発想できても、実現に至るまでのなかなかの苦労がわかるようになっています。エンディングが甘ーくできているのがご愛嬌でしょうか。

2006年2月3日読了

(5)未明の悪夢 谺健二

神戸大震災時における連続殺人という、異色のテーマ。被災者が書いたリアリティの凄まじさはミステリーとしてはユニークでした。ストーリーの運びはやや古臭い感がありますが、この震災という現実感はすごいものでした。

2006年2月13日読了

(6)そして粛正の扉を 黒武洋

第一回ホラーサスペンス大賞作品。作品の傾向としては「バトルロワイヤル」を彷彿させるのは、万人にいえるのではないでしょうか。女教師が教室を占拠する24時間を描いた作品はサスペンスもあり濃厚な内容でストーリーテリングも達者です。読後感も決して悪くないのですが、微妙な長さでした。(もっとスパッと短くてもいいような、もっと掘り下げるほうがいいような。)

20062月16日読了

(7)長いお別れ R・チャンドラー

二十歳前から読んでいて、五十過ぎの今日に至るまで何度読み返したのでしょう。また久しぶりにうれしくなってしまう。フィリップ・マーロウは自分の中に生き続けているヒーローなのでした。

2006年2月24日読了

(8)君たちに明日はない 垣根涼介

リストラのアウトソーシングという新しいビジネスがテーマ。企業の歪み、個人の思い入れが通らない時代の見えない部分を、うまく引き出しています。ミステリというか冒険小説だった作品群とは、ずいぶん変わりましたがタッチは変わらずで好きな作家です。

2006年2月28日読了

(9)黒笑小説 東野圭吾

小説すばるに掲載した短編集。直木賞をとった東野圭吾が、文学賞に関してのブラックユーモアというのが面白い。筒井康隆もいろいろ題材にしていましたが、短編なだけにカラっとしていて読後感がいいです。長編も短編もいける多才な作家ですね。


2006年3月7日読了

(10)生首に聞いてみろ 法月綸太郎

このミスで1位の作品。本格推理ものでとても長く感じられました。ある意味リアリティのない展開は、自分自身がこのテの小説について行けなくなっているのかなと感じます。
とにかく長い、冗漫な感じがします。綸太郎そのもののキャラクターに魅力を感じないのが、致命傷なのでしょうね。


2006年3月24日読了


(11)クローズド・ノート 雫井 脩介

「犯人に告ぐ」でブレイクした雫井脩介の新作。ミステリではないのですが、ちょっとした仕立てがあります。ただそれが大切なことではなく、このストーリーテリングに素直に拍手でしょう。センチメンタルになる部分がとても素敵でした。銀座伊東屋に行って、万年筆を眺めたくなりました。ベストセラーになるだろうし、映画になるでしょうね。なってほしいなぁ。うん。


2006年3月31日読了


(12)はなまんま 朱川湊人

ノスタルジックであり、ファンダジック。スリリングでありホラーっぽくもある。珠玉の短編集と言える作品集です。とくに「はなまんま」は、なんだかジーンときました。「トカビの夜」「妖精生物」も印象的です。「摩訶不思議」は落語のようです。「送りん婆」もファンタジー。書き下ろしの「凍蝶」、鉄橋人間にとても切なくなりました。
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by arizo02 | 2006-01-01 13:42